TAKASHIMAYA BLOG新宿タカシマヤ

美しい線と気高さ

2020.02.27
中村 美希 展
会期:2020年2月26日(水) → 3月9日(月) 
会場:新宿髙島屋10階美術画廊 
最終日は午後4時閉場。

京都に生まれ三重で育った中村美希さん。
学生時代に初めて訪れたネパールにてチベット仏画と出会い魅了されます。
そして、本格的に仏画を学ぶためネパールに再訪され、カトマンズで7年半研鑽を積まれました。
帰国後創作した作品は、現地で得た技術力と持ち前の感性により観るものを瞠目させ、
私たちのもつ仏画のイメージを抜き去ってしまいます。
今展は3年を要したという「銅色山浄土」を代表とする、煌びやかな色彩が極めて印象的な仏画と、
神秘的で生命感に満ちた動物たちが登場する創作画の展観です。
この二つの根底に宿るのは、類稀なる美しい線と気高さに他なりません。


左「銅色山浄土」103.6×174.6cm 右「遊ぶクジラ」112×162cm

「銅色山浄土」(どうしょくさんじょうど)
銅の色をした山の上に浄土が描かれています。
画面右下から出発した一行が徐々に左へ移動し、階段を上って人食いの町へ入る。
金の糸を道しるべに12回の修行を乗り越え、浄土へ辿り着くまでの物語。
※画布は綿。白いパウダーと膠を練ったものを塗布し磨きを繰り返しキャンバスとして使用。制作期間3年。


白像は、神聖ないきもの。
仏陀の母は、脇から白像が入ったことで仏陀の妊娠を悟る。




「玉」6cm球
木材にアクリル絵具で彩色。金は金泥。

ぜひこの機会にご高覧賜りますようお願い申しあげます。
新宿髙島屋美術画廊









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