TAKASHIMAYA BLOG新宿タカシマヤ

宙の窓/Cosmic Window

2019.11.18
Takeshi Uchibayashi Object Exhibition [Cosmic Window]
内林 武史オブジェ作品展「宙の窓 sora no mado」
会期:2019年11月27日(水)→ 12月9日(月)
会場:新宿髙島屋10階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場

レコードに針を落とす音、スピーカーから流れるノイズ、ブラウン管に映る映像。
決して高性能ではなかった時代のプロダクツを懐かしむ気持ちの背景には現在のデジタル化に見られるテクノロジーの進化があるからこそと言えます。
このような時代にあって内林武史の作品からは単なる懐古趣味ではない抒情的・詩的な要素が読み取れます。それはあたかも、幼少の頃冬の夕暮れ時に見た家々の窓から漏れる灯りや、見上げた夜空にパノラマに広がるオリオン座など、私たちの懐かしい記憶の奥底にある光や風景をそっと呼び起こしてくれるかのようでもあります。

過去に夢見た未来のすがたは、それと比べてあまりに平凡でどこか滑稽にも感じられる今日の都市の様相を、内林武史のフィルターを通して生み出された作品の数々、是非ご高覧賜りますようお願い申しあげます。

髙島屋美術部




記憶の中の自分が「あれをつくれ、これをつくれ」と言ってくる。

小学校の通学路は毎日新しい発見でいっぱいだった。
空き地の土を掘り、石を割り、虫を探し、空や星を眺めた。
夕暮れ時、西の空に細い月を見付け、手の中にそっと閉じ込めてみる。

「宙の窓」はあの頃のそんな空と繋がっている。

内林 武史





幻想的な作品の数々をご高覧いただけますよう皆様のご来廊お待ち申しあげます。
新宿髙島屋美術画廊

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