新宿髙島屋10階/代々木側にあるコンテンポラリーアートを扱う美術画廊です。2007年の開廊以来若手アーティストを中心に最新作発表の場として2週間タームで企画展を開催。出品アーティストにはいま一番創りたいモノを制作いただき魅力ある作品の数々を提案しています。こちらのブログでは当美術画廊が自信をもって開催する展覧会情報を発信させていただきます。皆様のご来廊を心よりお待ち申しあげます。そしてなによりもひとりでも多くのお客様に新宿髙島屋美術画廊のファンになっていただけることを願っております。
会期:2019年10月16日(水)→ 28日(月)
会場:新宿髙島屋10階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場
このたび新宿髙島屋では5回目となる「髙波壮太郎展―Ambivalence―」を開催いたします。
髙島屋では各店にて個展を開催され、特に大阪店では1989年以来、連続30回を迎える記念展となりました。
髙波先生は1949年東京都に生まれ、1973年多摩美術大学油彩科を卒業。在学中より中本達也氏に師事され、多摩美術大学入学時より続く描くことに対する凄まじいまでの姿勢と鋭い洞察力から生まれる作品は、見るものを圧倒します。
また、横綱白鵬関の化粧まわし原画を描くなど、力強い作画、迫力に満ちた厚塗りの画面には定評があります。
先生は昨年(2018年)、無彩色の作品やコラージュを発表され、新しい境地を開拓されました。
今展では、その新しい世界を追求した静けさ、ノスタルジックな穏やかさと、根幹をなす野性味あふれる激しさの両極性を展開していただきます。
ぜひご高覧賜りますようお願い申しあげます。
髙島屋美術部
この度、大阪・京都・横浜・岡山・米子・新宿の髙島屋で個展が出来る事は、大変有難く嬉しく思います。
大阪では30回目の記念展となりました。
新宿店では5回目となり、今回は他店とは少し趣を変えコラージュを多く展覧したいと思っております。
何も判らない僕に色々教えてくださり今まで変わらず情熱を持って支えてくださった美術部の方々、そして僕の絵を愛して下さった皆様、今まで触れ合ってきた人達の顔が目に浮かび30年の時の流れを感じると共に心の奥から感謝心が湧いてきます。
個展は毎年発見が無ければ開く意味はありません。自分では毎日少なからず新しい何かを見出して来た手応えがありそれが唯一の僕の存在意義の様に感じています。
今年は1月にLAアートショー、9月にモナコヨットショーに出品致しました。
12月には、スコープマイアミバーゼルを予定しています。
2021年10月、ニューヨークでの3週間の個展に向けて一歩一歩あるいて行きたいと思って居ります。
最後に髙島屋美術部の皆様、僕を支え続けてくださる皆様に心より感謝し御礼申し上げます。
令和元年10月吉日 髙波壮太郎
渾身のコラージュ最新作をぜひともご高覧いただけますよう皆様のご来廊お待ち申しあげます。
新宿髙島屋美術画廊