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強烈な色彩と魂を揺さぶる地熱

2019.09.27
絹谷幸二版画展
会期:2019年9月25日(水)→ 30日(月)
会場:新宿髙島屋10階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場

この度は 新宿髙島屋にて「絹谷幸二 版画展」を開催させていただくことになりました。
長年制作している中でも、その時代において大切な作品を版画にしてまいりました。
幅広い年代の版画を一同にご覧いただければと思います。
版画はその性質上、量的に生産できることから、オリジナルの原画とは異なり簡易性・伝播性を合わせもちます。
はるか昔、日本の浮世絵が西洋にわたり、印象派にジャポニズム文化が生まれたように、
版画作品が羽ばたき遠い世界に届く文化的役割を果たすのです。
まだ私の作品を見ぬ方々に、より多くの国や地域の人々に、色彩の想いを届けられたら、これ以上の幸せはありません。
この機会にぜひご高覧いただければ幸いです。
絹谷幸二

このたび新宿髙島屋では「絹谷幸二版画展」を開催いたします。
昨年、髙島屋美術部創設110年記念展として開催された「絹谷幸二展 ―豊穣富嶽・菩提心―」も記憶に新しい絹谷先生初となる版画展となります。
1943年古都・奈良に生まれた絹谷先生は、東京藝術大学大学院壁画科を修了された後、イタリアはヴェネチア・アカデミアにてアフレスコ古典画法の研究に取り組まれます。
帰国後は当時史上最年少で「安井賞」を受賞されるなど若い頃から頭角を現し、その後、独立美術協会会員・日本藝術院会員となど要職に就かれ、後進の指導は元より、近年益々その活動の幅を広げておられます。
2014年には文化功労者として顕彰され、その後2016年に大阪梅田スカイビルタワーウエスト27階に「絹谷幸二天空美術館」を開館。2017年には京都国立近代美術館で大規模な回顧展を開催され、そして昨年9月、日中平和友好条約締結40周年記念の個展が中国北京・清華大学芸術博物館にて開催されました。更に、昨年から今年にかけ北海道立近代美術館にて「絹谷幸二 色彩とイメージの旅」を開催されるなど、鮮烈な色彩から生まれる圧倒的なパワーで多くの観る人を魅了して止みません。
今展では強烈な色彩と魂を揺さぶる地熱を感じさせる絹谷芸術はそのままに、版画というメディアを用いて絹谷芸術の根幹をなす平和への祈り、自然讃歌、そして日本とは何かという問いに対するメッセージを、時には諧謔性を纏い表現した版画作品を一堂に展観いたします。
この機会にご高覧賜りますようお願い申しあげます。
髙島屋美術部




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