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備前焼いろいろ

2017.07.20
く和とろ・バロ
ーcuWatro barroー
~それぞれの備前 2017夏編~


4名の作家による備前焼のグループショウの始まりです!
「く和とろ・バロ」とはスペイン語です。
quwatroは数の4、barroは土。
く和とろ・バロは4つの土という意味です。
4人の作家が集まり、備前という共通する土を使った作陶展です!
様々な備前焼をご覧いただきましょう!

それでは、作家たちをご紹介いたします。
木村 英昭先生は1970年 備前市伊部に、17代木村 桃山先生の長男として、お生まれになりました。
現在、18代目を襲名されました。
代表作は「守破離」

伝統を守り、打ち破り、また新たな作風を生み出していく。
オブジェを思わせるフォルム、その質感は鉄のようにも見えます。
まさに伝統の中にも現代を感じる作品です。

小山月泉先生は1959年生まれ、東京は葛飾出身です。20代から備前へ行かれ、2代、3代藤原楽山先生のもとで修行されました。
月泉の号をいただき、34才で独立されました。
必見は「みがきの技法」です。

備前焼は土ものと言われ、土のザラザラとした表情がみられますが、小山先生の備前にはツルツルピカピカした、すべらかで美しい肌がみられます。
触れてみたくなる逸品です。

原田良二先生はこのグループの中では一番お若く、1977年、2代目原田陶月先生の長男としてお生まれになりました。
その作品は造形的でありながら、普段使いができる酒器、花器、食器です。



毎日の生活の中で使ってみたくなること請け合いですので、是非お手に取ってご覧いただきたい作品です。

渡邊琢磨先生は1968年生まれ、神戸出身です。
備前の素材(土)と技法を使うという決まりを持ち、自由な焼き物を制作されます。
特徴は粗い土を用いるので、ザックリとした風合いです。


伝統的な備前焼に使うのは赤松の薪ですが、渡邊先生は樟、樫、くぬぎ、樅などの雑木の薪もお使いになられます。
穴窯で焼いた備前焼は明るい色合いになり、木の種類によっても色合いに違いがでます。
目を引くのは「ミライノカセキ」シリーズ。
ストーリーのあるスチームパンクジャンルの作品です。


これまでの備前焼には見られない近未来的なデザインです。
このシリーズにはシリアルナンバーが刻まれています。まさに、一点モノ!

ご紹介した作品の他にもまだまだ沢山の作品がございます。
黒備前、青備前、緋襷など美しいものばかりです。
どうぞ備前焼の世界をお楽しみください。
7/29(土)、30(日)にはお抹茶とお菓子をご用意いたし、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

作家在廊予定
小山月泉先生 7/29(土)~31(月)
渡邊琢磨先生 7/23(日)、31(月)
木村英昭先生 7/23(日)、29(土)~31(月)
原田良二先生 7/23(日)、29(土)~31(月)


リヤカー茶室「どこでも楽茶号」によるお呈茶
7/29(土)、30(日)
裏千家 内山宗富先生

会期:2017年7月19日(水)→31日(月)
連日午前10時から午後8時まで開催。
ただし金・土曜日は午後8時30分まで、最終日は午後4時閉場。
会場:新宿髙島屋10階美術画廊






 




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